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マ ン 島 通 信

07/01/10

07/01/26
ニューカマー
ミーティング
07/03/22
Val de Vienne
サーキット完熟
テスト・へ出発
07/05/27
プラクティス
07/05/28
公式予選1日
07/05/29
公式予選2日
07/05/30
公式予選3日
07/05/31
公式予選4日
07/06/01
公式予選5日
07/06/02
決勝第1日

07/06/04
順延決勝1日

07/06/05
練習走行

07/06/06
決勝第2日
上記の世界時計でイギリスを選ぶと現地時間が確認できます。


マン島の情報やプロジェクト計画の進捗状況などを公開し、リアルタイムに情報を更新します。また現地から可能な限りマン島の魅力をお伝えする予定です。

2007年1月10日〜16日の間、マイクヘイルドウッド基金援助による、マン島ニューカマー練習会に参加いたします。
結果は後ほどご報告しいたします。


ご報告が遅くなりました。 07.01.26
上記で案内をしたニューカマーミーティングに参加してまいりました。
例年は平均3チームがニューカマーミーティングに参加しているとのことでしたが、100周年とあって今回ニューカマーミーティングに参加したチームは我々日本チームのほか、イギリス6チーム、ドイツ2チームの計9チームが参加しにぎやかに、かつ意味深いミーティングになりました。
ミーティング期間中には多くの事柄やコースについてマン島の先輩方より指導を受けました。
頭では解っていても今回参加して体感したことは、想像以上に狭いコース幅と想像を超えた直線とスピードの実感です。
特にパッセンジャーは直線で低く伏せていないと風が身体下に回り込み路面のバウンスと共に浮き上がり放り出される可能性が大きいことなど、クローズドサーキットではとうてい考えが及ばない体験ができました。
また、2005年のチャンピオンとお会いする機械があり話をうかがうことができました。彼らは2006年に大クラッシュで一命は取り留めたもののドライバーは今でも両腕が不自由な状態で今年の参戦については未だ調整中とのことで、マン島の魅力と危険性を同時に垣間見せて頂きました。
さらには、今回の滞在を快く引き受けてくださり家族ぐるみでお世話をして頂いた、2006チャンプ ニックさんからも滞在中は多くのアドバイスを頂き大変大きな収穫を得ることができました。
マン島に参加するしないは別としても、日本のサイドカーレーサーとイギリスのサイドカーレーサーの架け橋にはなれたようです。
国籍や言語、風俗、風習を問わずサイドカーレーサーの絆って本当にいいものだと実感して帰国の途につきました。


追記
今回は、我々のテクニカルマネージャーでもあり、サイドカーレーサーの大先輩である熊野氏の偉大な足跡にも出会うことができました。
30年前、当時8才だった少年は、熊野さんが作った優美なマシンとそのアグレシブな走りに魅了され、いつかは自分も熊野のようにマン島を疾走したいと思い、その願が叶い2輪チャンプとして現在マン島で活躍していると言うソロレーサーが(名前は忘れました)、熊野来るの噂に駆けつけてきたことや、さらには遠くスエーデンのレース一家が伝説のレーサー熊野を見かけ国にいるおじさんに電話をかけるシーンに巡り会うなど多くの感動的なシーンに出会う機会がありました。
我々も熊野さんにあこがれていた人間だっただけにその気持ちがよくわかり、同胞のように接することができました。
それだけに熊野さんのアドバイスには重みもあり真剣に対峙しながらミーティング期間中、コース上でまたは宿舎で多くの議論をさせて頂きました。

※ リンク先の画像をクリックするともとのページに戻ります。
ミーティングに参加したメンバーと 今回お世話になったマイクヘイルウッド基金事務局前で。
事務局スタッフの方と記念写真
マン島の旗を持っているのは、マン島サイドカーレースの主。ロイハンクス。もう足かけ40年レース人生を送っている

マウンテンコースにある標識 同じく
熊野(左)テクニカルマネージャーと2007チャンプCroweとコースを確認 夕方ようやくほっと一息つけたパブにて 強い見方発見
このほかにソバやお米も売っていた。
マン島でお世話になったNick Croweのガレージにて マン島の滞在先
2006チャンプNick Croweは気さくな人だった


07/03/22
03/22 12:50
フランス バル・ドゥ・ビエンヌサーキットでのニューマシンのシェイクダウンと走り込みに向け出発しました。
エールフランスで一旦シャルルドゴールで乗り継ぎドイツに向かっています。
早ければ23日には、マシンをトレーラーに載せ  バル・ドゥ・ビエンヌサーキットに向け出発です。インターネットの環境がよければ現地からまたご報告します。

それとご報告
3月29日木曜日16:00すぎより、ニッポン放送 ”たかしまひでたけ” の ”とくだねラジオ” にバル・ドゥ・ビエンヌサーキットから渡辺選手、吉田選手が電話で生出演する予定となりました。
電話の通信状況により、だめな場合は翌週の4月5日に延期です。
ラジオ局は静かなホテルからがいいと言っていましたが、う〜ん貧乏ですからたぶん寝袋からの生出演になりそうです。時間がある方は聞いてやってください。

いよいよでちょっと緊張ですかね。
何たって未知の世界ですから、どうしても考えちゃいますよね。相棒の渡辺は現地に行ってから考えても遅くないと言ってますけどね。(笑)・・・・吉田(右)
荷物が重すぎて追加料金を取ると言われ、出発直前にエールフランスのチェックインカウンターの前でお店を開き吉田に手伝ってもらい荷造りをし直し、結果空荷で7.1kgあったハードケースは宅急便で自宅に送ることにして、全部レーシングスーツ用の布バックに無理矢理詰め直し大汗かいちゃいました。 写真のテカリはそのためです・・・・渡辺(左)



  
07/05/27 応援をしていただいている皆様方へ。
5月26日(土)のプラクティス(ニューカマーラップ、計測なし)を無事走り切りました。
サービーからマウンテンが小雨でしたが、びびりながらも何とか走った感じです。
ドライビングポジション、コースの記憶などまだまだ問題だらけですが、まずは予選通過を目指して走ります。また、不定期になりますが随時写真をアップしていく予定です。


Photo: Allan Brown



07/05/28
28日(月) 27日(日)を挟んで公式予選が始まる。
午後8時20分にスタートし先ほど公式練習から帰ってまいりました。

今日から正式にタイムが計測されるとあって、どのチームもより真剣で緊張感が漂っていました。
本日のRising Sun Racingは2ラップを無事に終え、2週目のタイムは24分48秒54、平均時速91.249マイル/時、と予選通過タイムに順調に近づいています。

パッセンジャーの吉田選手曰く、ドライバー渡辺は(土曜日よりも)緊張感がほぐれ、スムーズに2ラップを終えられた。この調子を維持しながら気を引き締めつつ明日を迎えたいとのことでした。

写真左上から
1 公式練習スタート前のチーム
2 レースコースで雨が降っているという情報があり、急きょタイヤをチェンジ
3 渡辺選手(左) 吉田選手(右)
4 スタート地点
5 スタート直前!
6 無事に2週目を終えたところ 

Photo: Allan Brown

  


07/05/29
29日(火)公式予選2日目
コース途中数ヵ所が雨に降られ、ウェットとドライが交錯する悪コンディションとなった。
ベテランチームや有名チームがリタイアする中で、我々Rising Sun Racingは無事2ラップを完走。
公式予選タイムは25分33秒58。
マン島では予選を通過したチームが敬意を払われる。その理由がようやくわかった。

また決勝本番数日前にもかかわらず、既にたくさんの観客が応援に来ている。100周年記念レースの雰囲気は否が応でも盛り上がってます。この雰囲気に呑まれぬよう慎重かつ安全に残されたタイムアタックで予選通過を目指します。

28日公式予選1日目のリザルトです。完走57台中46位でした。

写真家アランの観戦スポット紹介
写真はSulby Bridgeでのショットです。
Sulby Bridgeは、コース北部で比較的人気のある観戦スポットです。
大きなカーブでマシンのスピードが落ち写真を撮るにも最適の場所です。
撮影時は午後8時30分過ぎですが他の場所に比べ明るいのも選んだ理由です。  Photo: Allan Brown


07/05/30
30(水) 雨と霧のため本日の予選は中止となりました。

29日公式予選2日目のリザルトです。完走57台中54位でした。


インターバルの間にマン島のコース紹介です。
左図は公式HPに公表されている地図です。
○数字はスタート地点からのマイル表示です。
○Rは解説地点を表していますが詳しくは公式HPを参照して下さい。(英語がどうも、、、、)
○Sはスピード監視区間を表しています。詳細は同上。


07/05/31
31日(木)公式予選4日目
公式練習タイムは24分26秒35でした。

31日公式予選4日目のリザルトです。完走62台中58位でした。

写真家アランの観戦スポット紹介
下の写真は、Goose neck(グースネック)というところで、コース北部の人気観戦スポットからです。
眼下に少し見えるのがラムジーの街です。海も一望できますね。
今年は例年の公式練習の時期よりはるかに観客が多いですね。  Photo: Allan Brown


07/06/01

1日(金)公式予選5日目
公式練習タイムは23分49秒25でした。
予選を無事通過です。
たった今(日本時間6/2 18:05)大会事務局で確認できましたありがとうございました。
平均時速は95.034マイル/hでした。
ザービー手前のストレートでは138マイル/hと昨日よりは遅めでしたが、力まず淡々と走ったのが好結果に結びついたのかもですね。(ドライバー渡辺)

※予選通過について
予選通過のご報告が遅くなりましたが、5月31日の時点でのタイムで予選通過という情報と6月1日の予選タイムという情報が交錯しました。そのため6月2日の朝 事務局で確認するまで公表ができませんでした。
ご支援をいただいている皆様方にはヤキモキをさせてしまいましたが、確実な情報と思い確認後リリースした次第です。ご了承のほどお願いいたします。

6月1日公式予選5日目のリザルトです。完走50台中44位でした。

なお、決勝は本日(6月2日)午後3時からです。結果はまた後ほど・・・・


07/06/02
2日(土)決勝 サイドカーレースA 本番3 L
大会本部より、天候不順のため中止の旨がありました。

日章旗とスタッフ。右端は、紅一点の田島中さんです。
皆様より預かった応援メッセージはいつも我々とともにマン島にあります。また、レース中止の発表に、思いがけず皆様方より事務局にたくさんの励ましのメールをいただきました。この場をかりて厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。 明日からの本番、また頑張ります。
070603 Rising Sun Racing 現地スタッフ一同


07/06/04
4日(月)順延となった決勝 サイドカーレースA
ご報告が遅くなりました。
天候不順でキャンセルになった6/2 土曜日の決勝レースは順延となり本日6月4日”サイドカーレースA決勝”が行われました。

昨日までの雨と寒さからは信じられないような晴天に恵まれましたが、公式スケジュールの決勝スタート予定時刻は 13:45 でしたが、コース途中に霧が発生しているとの情報で、結局 15:45 スタートとなりました。スタートは番号の若い順から10秒おきで、我々は後ろの方からのスタートでした。

想像はしていましたが実際にレーシングサイドカーで3周(60km×3=180km)を走りきることは実にきついものがありました。
2ラップまでは予選で経験していたので問題はありませんでしたが、3ラップ目中盤にさしかかる頃には首はカクカクしてくるし、目に映る視界も振動で波打ってくるし、またパッセンジャー吉田が疲労し適切なサポートが受けられなくなりと危険度が著しく増すので終盤からは緊張感を持続しつつセーブして走ることにしました。おかげで無事完走ができましたし39位と初陣にしてはいい成績も残すことができました。

明日(5日)は公式練習、明後日は(6日)決勝(サイドカーレースB)の予定です。
今後ともご声援のほどよろしくお願い致します。

4日サイドカーレースA 決勝リザルトです。

写真左上から
1,渡辺選手とデフェンディングチャンプ ニック・クロウ
  しかし、ニック・クロウはリザルトから姿をけした
2,スタート地点(10秒おきにスタート)
3,スタート直前
4,写真左の白線がスタートライン
5,2ラップ目 満員のグランドスタント前
6,拍手で迎えられて(リターンレーン)
7,レース終了後のチーム
8、ファンに答えてサインを(吉田選手)

Photo: Allan Brown
07/06/05
5日(火)練習走行
本日は公式練習(1ラップ)が行われました。
明日の”サイドカーレースB 決勝”にそなえエンジンを新しいものに換えたので、その調子を確かめながら慎重に走りました。また明日にそなえ、マシンの整備に余念がない1日でした。

写真家アランの観戦スポット紹介
写真はRamsey Parliament Square(ラムジーのパーラメントスクエア)です。
市街地のコースで観客席とコースがフェンス1枚で仕切られているだけで、公道レースの醍醐味が味わえます。
このコーナー横にはパブがあるので”ビールを片手にレース観戦”そんな楽しみ方をする人たちがいっぱいいます。  Photo: Allan Brown


  
07/06/06
6日(水)決勝 サイドカーレースB 本番3 L
サイドカーレースB 3ラップを走りきり完走いたしました。前回同様3ラップ目にはもうヘロヘロでしたが、結果は38位とサイドカーレースAより一つ順位を上げることができました。
初めてマン島のコースで先にスタートしたチームを抜くことができました!
スタートはサイドカーレースA同様 ゼッケン番号の若い順から10秒おきのスタートでした。ゼッケン番号は参戦までの実績で事務局から割り振られた番号ですので、自分たちより格上のチームを抜くことができたと言うことです。

6日サイドカーレースB 決勝リザルトです。Lap_by_lap リザルト

詳細と写真は後ほど、、、、とりあえず今はチームで乾杯です。


お待たせしました。
06/12 ようやく後かたづけと帰国後の仕事の手配も一段落したところで上記レポートの続きです。

決勝Bレースは天候にも恵まれ気持ちのいいレース日和でした。
ようやく我々もマン島のコースにも独特のレース形態にも慣れてきたところですが、緊張感が薄れた今が一番危ない時! お互いに認識はしてもレース前にあえてドライバー渡辺と安全を誓い合った。
スタート1周目 後続車が迫るが、昨日積み替えたフレッシュエンジンとマシンのポテンシャルを活かし徐々に引き離しにかかる。
勢いそのままに2周目に突入。このラップは正直今までの走りの中で1番乗れていたように思う。特に実感したのは、”前にも後ろにも誰もいない状況で、自分たち本来の走りができていた”ということだった。これには大きな成果を感じた。
3周目、ジンジャーホール手前で迫る後続マシンを無理せず先行させた。ドライバー渡辺もAレース程ではないが疲れが見られる。今更ながら過酷なレースだと思いながらマウンテンコースに差し掛かったときだった。先ほど我々をパスしたマシンが炎上している! 見通しのいいコースだったことにも助けられ炎上しているマシンを横目に無事回避通過できた。
失いかけた緊張感を取り戻した我々は、クレッグニーバー手前の下りストレートで先行していたマシンを射程距離に捕らえるとそのまま抜き去った。
コース終盤の難所の浮き砂利高速左コーナーも慎重に通過しそのまま無事ゴ〜ル!
観客の拍手声援に迎えられたときには本当に感動しました。
ご支援ご協賛をいただいた皆様方本当にありがとうございました。

レースは決勝Aレース同様、モリニュー組が100記念レースを制しマン島の歴史にその名前を刻みました。ディフェンディングチャンプ ニック/ダン組は、今回もレース途中でマシンストップに見舞われ痛恨のDNFとなっりましたが、最速ラップ19.24.24を樹立しました。

※写真はまた後ほどアップします。
レポート: パッセンジャー 吉田 秀幸

お待たせです。 カメラマンから先ほど届きました。



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